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第533回 食育②~学童期~

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学童期は、小学校に入学し生活のリズムが著しく変化します。

この時期に陥りやすい食生活の問題点は・・・

欠食→3食をきちんと摂らない
間食→スナック類
偏食→ファストフード
孤食→核家族や女性労働者の増加により子どもが一人で食事を摂る

これらの問題は不規則な生活リズムや栄養バランスの乱れに繋がり、健康不良・虫歯・肥満などを起こします。

学童期は、発育急進期であるため、タンパク質(肉・魚など)・カルシウム(牛乳・小魚など)の不足に注意します。鉄などのミネラルや、ビタミンA・B1・B2なども摂取が必要です。
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食は、身体的な発達のみではなく精神・社会性の発達に深く関わっています
この時期の食を通して得られた満足感や信頼感は心の発達に大きな影響を与えているので
家族とともに食事を摂ったり、様々な食に関する体験をすることが大切です。
食事のマナーを学ぶことは、頬杖などの口腔習癖を予防することにも繋がります。

学童期のお口の中の問題点は・・・

6歳頃から乳歯と永久歯の交換が始まり、12~14歳頃には永久歯が生えそろいます。虫歯のリスクが高くなってくるのは6歳~7歳です。

6歳臼歯
12~14歳になるとこの6歳臼歯の奥から12歳臼歯が生えてきます。

特に、6歳臼歯と言われる第一大臼歯は磨きにくく、早期に虫歯になることが多くあります。
その上、甘いお菓子やファーストフードなどの摂取頻度も増えてきます。だらだら食いなどの食生活の乱れも虫歯の原因になります。

この時期の虫歯を予防するためには定期的な検診をしフッ素を塗布したり、6歳臼歯は虫歯になる前に溝を埋める(シーラント)、食生活指導をしてもらうなどがあります!!

その他には、食生活とも関連しているものに口腔習癖があります。
頬杖・口呼吸・舌で歯を押す・指しゃぶり・唇をかむなどがあります!!これらの習癖があると、
口元が突出・表情が乏しい・噛み合わせの異常・発音・咀嚼・嚥下・呼吸に影響が出てきます。

口腔習癖により問題が出ている場合は矯正治療や、口腔内のトレーニングが必要な場合もあります。


6歳以上になると、定期的に検診に来られる方も減ってくるように感じます!!この時期の早期発見は重要なのでまずは検診にお越しください!!