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第522回 乳歯の虫歯を放置していると・・

乳歯は永久歯にかわるり抜けてしまいますが、抜けてしまうからといって虫歯になっても放置していると、永久歯・子どもの成長に様々なリスクがあります。乳歯は永久歯にかわるり抜けてしまいますが、抜けてしまうからといって虫歯になっても放置していると、永久歯・子どもの成長に様々なリスクがあります。

■乳歯の虫歯を治療せず放置して進行し続けると歯の根っこまで到達し、根っこの先まで到達した虫歯は膿となってたまります。乳歯の真下で永久歯は作られているので膿がある状態で生えてくるとその膿の菌にさらされてしまうので、生えたころから虫歯の菌を持った状態になってしまうのでその歯は虫歯になりやすくなります。
またこの菌により発育不全を起こしてしまうこともあり、このよう歯はターナー歯と呼
びます。ターナー歯は、透明感のあるエナメル質の一部のキメが乱れ光を通さず白くく
すんだ白斑になったり、黄褐色の変色がみられたり、わずかな凹みができるものから著
しい障害が現れるものまで種々の変化がみられます。
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■永久歯は手前の歯の方向に向かって移動するので、永久歯が生えてくると自然に乳歯が抜けます。しかし乳歯が虫歯になると早いうちに抜けてしまうこともあり、そうなるとまだ永久歯が生えてくる前にスペースができてしまい、奥の歯は通常生えてくる場所よりも手前に移動してきて後に生えてくる永久歯の場所を邪魔してしまいます。その結果前歯が手前や奥にずれて斜めに生えてきたり、八重歯になってきたり・・・歯並びが悪くなるリスクがあります。



■乳歯が虫歯になり痛みが伴ってくると、その痛みを避けるため虫歯ではない反対側の歯でかむようになります。もし左右どちらも虫歯になり痛くなると硬いものを食べなくなったりして顎を動かす回数が減ってくるようになると、幼児期は下顎の骨が噛むことによって発達するので発育に支障をきたしてしまいます。
乳歯が健康なことは顎の骨の発達にもつながるので、健康な歯でしっかりとかめることはとても大切です。