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肝炎とは肝臓の細胞に炎症が起こり、肝細胞が壊される病態です。原因はウイルス・アルコール・自己免疫等がありますが日本ではB型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルス感染による肝炎が多くを占め国内最大級の感染症で300万人ほどのウイルスキャリアが存在します。
肝炎ウイルスにはA型・B型・C型・D型・E型などがあり、A型・E型肝炎ウイルスは主に水や食べ物を介して感染し、B型・C型・D型肝炎ウイルスは主に血液・体液を介して感染します。

肝炎には肝臓に急性の壊死炎症をきたす急性肝炎と、6ヵ月以上肝臓に炎症が持続する慢性肝炎があります。

慢性肝炎にはB型・C型肝炎ウイルスによるものと自己免疫肝炎があります。  肝臓は沈黙の臓器とも言われ肝炎になっても自覚症状はほとんどありません。そのため気付かないまま、急性肝炎→慢性肝炎→肝硬変→肝がんへとおよそ20年~30年で病気が進んでいきます。スピードは個人差がありますが、60歳を越えると肝がんになる確率が高くなります。 歯科で注意が必要なのは、肝硬変患者様は血小板数の減少や血液凝固因子の生産低下により出血傾向が生じるため抜歯などの観血処置には注意が必要です。 歯科治療を受ける事は全く問題ありませんが、ウイルス性肝炎は感染症ですので歯科治療の際適切な感染・予防対策を行わないと歯科医療従事者や他の患者様に感染させる恐れがあります。(院内感染といいます) 歯科治療では抜歯以外にも歯石除去など出血を伴う処置が多くあります。ウイルス性肝炎は血液・唾液感染の恐れもあるので事前に予防します。 最初に問診票を書いて頂くので、その時にB型・C型肝炎の疑いがあればその患者様に使用した器具全て消毒液で消毒し院内感染しないよう細心の注意を払います。(もちろんすべての患者様が何らかの感染症を有しているという考えに基づく対策も行っております)
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できる限り滅菌パックに包装し、オートクレーブで滅菌を行っております。

最近は歯科ユニットウォーターライン除菌装置『ポセイドン』の設置により、当医院の治療水は常に清潔な状態に保たれています。

長年通院されていて途中からB型・C型肝炎になってしまった場合も必ず受診の際申し出るようにして下さい。院内感染予防のためにもご協力お願い致します!!