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骨隆起とは顎の骨が厚く膨らみ、こぶのようになっている状態です。触ると固く、歯茎が薄くなっているので、表面に物が当たると痛みが強く出ます。
噛んだ時、顎の骨に力が加わり、その刺激によって内部で骨が異常発育し盛り上がったものなどといわれていますが、正確な理由は未だはっきりしていません。
歯ぎしりや食いしばりが強い方に多く見られますが、体の歪みやかみ合わせの不調、遺伝的な可能性もあり、はっきりとした原因も不明です。病的なものではないので、取り除く必要はありませんが、入れ歯が強く当たってしまったり、発音がしにくい場合は切除することもあります。

■骨隆起の特徴
腫瘍やのう胞のように粘膜にできたり、中に膿や粘液がつまっているわけではなく骨のふくらみの為、触ると硬い感じがします。
また痛みもなく炎症反応でできたわけではないので腫れたり発熱などもありません。
ただし、骨隆起ができた部部の歯茎は薄く傷つきやすくなります。一度できると小さくなることはなく、そのまま止まっているか、徐々に大きくなっていきます。
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■骨隆起の種類
①下顎の内側にできる下顎隆起
下顎隆起とは下顎の内側、特に小臼歯あたりにでき多くの場合左右対称に見られます。噛んだ時の力の歪みが曲面になっている小臼歯に集中し、それが刺激となり骨隆起ができます。特に噛む力が強い方や歯ぎしり、食いしばりがある方に見られます。
通常切除する必要はありません。ただし大きくなってくると舌が上に持ち上げられ、発音がしにくくなります。また入れ歯を使っていると、擦れたり痛みの原因になります。このような場合は切除する場合があります。
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②上顎の真ん中にできる口蓋隆起
口蓋隆起は上顎の真ん中よりやや後方あたりにできる骨の膨らみです。通常切除する必要はありません。しかし、総入れ歯の方は入れ歯が安定しなかったり、入れ歯が擦れて痛みが出ることがあり、痛みが強ければ切除します。