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歯には生涯にわたり色々な力が加わります。
その殆どが咬合力・・・歯に何らかの力が加わると歯はすり減ったり亀裂が入ったりします。
加齢により歯の表面にあるエナメル質には亀裂が入りやすくなるのですが、反復する噛む力が強すぎたり、無意識のくいしばり・歯軋り等あると写真のように亀裂のほかに切縁部が欠けたり咬耗していてかなりの力が加わっているのが分かります。
亀裂の殆どは縦か斜めで、大体咬合力による亀裂は縦、ころんだ・ぶつけた等の外傷による亀裂は横に入ります。

エナメル質は歯冠の最表層にある、生体で最も硬い「硬組織」ですが無機質が多いため、硬いがもろいのが特徴で硬くて割れやすいのです。
表面上の浅い亀裂なら問題はありません。ただし、口腔清掃をしっかりしないと、う蝕(虫歯)に進展する恐れがあるので気をつけてください。

また1度入ったひびが治る事はないので、もし亀裂が徐々に深くなり歯の中心に向かってさらに進行すると歯に痛み、しみが強くなります。
痛みの原因が歯の亀裂とわかった時には歯全体を削ってかぶせてしまうということになります。また歯の痛みが強い時には歯の神経をとり、それからかぶせることになります。
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予防法は夜間に歯ぎしりの自覚があれば、無意識の中で起こることが多くコントロールが難しいのでナイトガード(マウスピースのような歯を保護するもの)装着をお勧めします。就寝時に装着して歯に加わる力を軽減します。作製には健康保険が適用されますので、気になられる方はお気軽に相談してみて下さい。

上下の歯が当たっている時間は”食べ物を噛んでいるとき”だけです。日中に無意識に咬みしめている方も多くいらっしやいますので、意識して上下の歯に隙間を作るように心がけて下さい。