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舌の表面には、糸状乳頭(しじょうにゅうとう)と呼ばれる粘膜上皮の細かい突起が無数に存在しています。これが、舌のざらざらした感じのもとになっているものです。
この糸状乳頭が過形成によって伸び、あたかも
毛が生えたような状態になったものが毛舌です。
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しばしば着色を伴い、その多くは黒色で、このようなものを黒毛舌といいます。
糸状乳頭が過形成をおこすしくみは、発熱、胃腸障害、抗生物質の服用、過度の喫煙、放射線照射、精神的ストレス、真菌(カンジダやアスペルギルスなど)の感染などが誘因といわれています。
黒毛舌の原因・着色については抗生剤の副作用や、口腔内を不潔にしていると起こることが多いです。口腔内の細菌のコントロール状態が悪くなり、菌交代現象によって引き起こされます。
喫煙などによってもしばしば起こる場合もあります。

治療について
■基本的な治療として口腔環境の改善の為、正しい歯磨きの習慣化と舌磨きは必要不可欠です。場合によっては、消毒作用のある含嗽剤(がんそうざい)(うがい薬)の使用も必要となります。
舌磨きは表面を歯ブラシで軽くこすり、角化上皮(かくかじょうひ)を除去していきます。
ただし舌の清掃について歯と違って舌は柔らかい組織ですので、1日に何度も磨いたり、強く磨いたりすると舌の表面にある味を感じるセンサーを痛めてしまうので1日1回程度で優しく清掃してください。

■抗生剤を服用中などで特に免疫力の弱っている方は合併症としてカンジダ症が発症することもありますので注意です。

■喫煙によって発症した場合は完治する為には喫煙や生活改善などが必要です。
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効果的に舌表面の汚れを除去できるように先がブレード状になっている舌クリーナー”ゼクリン”という用品もあるので、受付で問い合わせて下さい。