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第450回 抜髄(神経をとる)処置をした歯

虫歯菌が歯の神経まで感染していた場合は、歯の中の神経を取る抜髄処置を行います。
その後の治療は、お薬を入れて、痛みが出ないように、また歯の中にまだ神経が残っていないようにきれいにします。これを根管治療といいます。
歯の本体には、歯根の先端部分から、痛みを感じる知覚神経だけでなく、栄養補給や細菌を退治する役目などがある血液も一緒に通っています。
なので、抜髄した際には知覚神経ばかりでなく血管も同時に取ってしまうので、歯は圧倒的に脆くなります。抜髄後は何度かに分けて、虫歯菌に侵された歯の内部の消毒をしていくことになります。

回数がかかるのは、歯髄が壊死したりしていなかった状態ならば、歯の内部は抜髄をする前まで、歯髄の中を通る血液によって、24時間年中無休で消毒されているのですが、抜髄後はドクターの手によって消毒を行いきれいにするためです。
歯の根管の形や状態によって治療時間・回数は異なります。
その後根の中(根管)に薬剤を詰めて、被せ物や詰め物を入れます。
(注)根の治療中は勝手に中断してしまうと、治療している歯が悪化したり、周囲の歯に悪影響を及ぼしたりする可能性があるので、できるだけ指定された受診を受けて下さい!
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治療を受けた歯は歯自体がもろくなったり、再び虫歯になったとしても痛みなどの症状がでにくいため進行していても気づかないことがあります。大きく虫歯が進んでしまうと場合によっては歯を抜かなければならないこともありますので、日頃から丁寧なブラッシングと定期的に検診を受けましょう!