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第449回 エナメル質形成不全

患者さんからの質問で、歯の表面の白いものが磨いても取れないんですけど、これは虫歯ですか?汚れですか?といった質問があります。
たしかに、白い汚れでブラッシングでは取れない歯石や、歯の表面にできた白濁といった初期虫歯の場合もあります。
この2つの他にエナメル質形成不全というものもあります。

エナメル質形成不全とは・・・
歯の表面を構成するエナメル質が様々な原因で、先天的に障害を受けて歯の表面に白斑や着色ができたり、歯にくぼんだ部分ができます。
エナメル質の下の象牙質が露出していることもあります。
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エナメル質形成不全の原因
*全身的な要因*
妊娠中のつわりやホルモンバランスの異常、栄養不足などが言われています。
ビタミンや栄養が不足してしまうと、歯に必要な栄養が取り入れられずエナメル質がうまく作られません。
または遺伝的なものもあります。

*局所的な要因*
乳歯の虫歯がひどかった場合や、机などに強くぶつけて外傷をうけたりした場合、のちに生えてくる永久歯に影響が出てエナメル質形成不全がみられることがあります。乳歯の虫歯や外傷は、乳歯だからといって軽視せず適切な対処を受けることが大切です。

エナメル質形成不全になってしまった歯は大変弱いです。
硬いエナメル質に守られていないので、虫歯になりやすく小さな虫歯でも進行がとても早いのが特徴です。なのでまず第一に虫歯を予防することが大切です。見た目が気になる場合は虫歯になったときと同様の処置が行われます。

気になる方はぜひ相談にいらしてください。