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第442回 歯石をとたほうがいい理由

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「歯石はとったほうがいい」そう思っている方は多くいると思います。
ではなぜ歯石はとったほうがいいのか、その理由はなんでしょうか。
歯石はどういったものなのか、なぜとらないといけないのか、詳しく説明をします。
■歯石とは・・・
お口の中で歯の周りにつく石のようなものです。
プラーク(細菌のかたまり)が唾液の中のカルシウムやリンなどのミネラル成分と結びついて、石のように固くなったものを歯石といいます。
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■歯石はなぜとらないといけないのか・・・
歯石は軽石のように小さな穴があいて、そこを住みかに細菌が繁殖し毒素を出します。その毒素が歯茎を腫らせたり、歯の周りの骨を溶かす歯周病の原因になります。歯茎が腫れるとブラッシング時の出血が目立つようになり、時には痛みを感じるようになります。
歯の周りの骨を溶かすと、歯が揺れてきて食べ物を噛むと痛くて噛めなくなり、最終的には抜けてしまいます。
歯周病は糖尿病、心臓病、脳卒中、慢性腎疾患、肺炎、骨粗鬆症、癌および早産などの合併症を伴うことがあります。そのため歯周病を改善することはとても重要なことであります。

■歯石除去の方法
歯茎の上の歯石を取る方法は、超音波の振動を与えながら歯石を粉砕して除去していきます。歯石は硬いので歯ブラシではとれません。
下の前歯の裏側や上の奥歯の頬側はプラークが残っていると、歯石になりやすい部位です。
レントゲン写真で確認できるのが、歯の周りについている突起のようなものがあります。これは歯茎の中についてしまった歯石です。
こうなると歯茎の中に器具を入れて除去したり、器具が届かない場合は外科的な治療が必要になります。

毎日ブラッシングを頑張っていても少々の歯石はついてしまうので、定期的に歯科医院を受診して除去してもらいましょう。