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第235回 執筆依頼、ODC例会・・・

シルバーウェーク真っ只中、天候にも恵まれ、観光地は賑わっているようです。「嵐の熱狂的なファン」である当クリニックのスタッフ若干名は、今頃「仙台公演」でリフレッシュしていることでしょう。

私の連休の予定は、前半は東京の学会、後半は岡山での学会に参加します。
最近、診療後のデスクワークで、PCに向かっている時間がとても長い(毎夜数時間くらいです)。歯科専門誌2社から依頼された原稿作成に追われています。また、先日は、歯科専門部会の一つの学会から、学術誌への「原稿執筆依頼」が推薦文とともに何の前触れもなく送られてきました。とても名誉なことですので、何とか締め切りに間に合うよう仕上げたいと思っています。日常診療をしながら、3つの論文を同時進行で書き上げる日々に追われていて、時間が足りない、というのが正直なところです。

医療系の学術誌に原稿執筆された方だとわかると思うのですが、症例報告(ケースプレゼンテーション)での発表や論文の価値は総じて低いですなぜなら、エビデンスにならないからである。たまたまそのケースは好結果が出た、という見解でかたずけられてしまいがちである。私が今回まとめようとしている論文は、症例研究という形をとっている。後ろ向き研究ではあるが、マス(総数)が10を超える群で構成されているので、論文としての価値は、症例報告よりは上位にあるはずです。日本の名だたる補綴専門医が集結して「咀嚼障害の評価法のガイドライン」が提示されて早10年以上が経過します。ところが、歯科商業誌では、形態(審美)の改善をすれば機能も改善するという図式の論調が大半かと思われます。今一度先人が積み上げてきた基礎研究。臨床研究からの到達点を真摯に受け入れる時期ではないでしょうか?独善的な検証や考察にならないよう、裏打ちとなる知識(内外の識者の論文)を、まずは学習しなおしているところです。まだ当分夜な夜なのデスクワークが続きそうである。
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さて、先週末は、恒例となっている私が主幹・所属している歯科医のスタディグループ(ODC:Okayama Dentists Club)の例会を行った。約20名の参加者の中、5名の会員による発表で、タイトルは以下の通りでした。

・「全身疾患を考慮したため歯科治療に苦慮した症例」
・「臨床に活かすLOT~矯正的挺出の基本知識と症例提示~」
・「前歯の動揺について考察した症例」
・「インプラント埋入ポジションが不良な症例において今後起こりうる事の考察」
・「重度慢性歯周炎に罹患した患者に対しボーンアンカードブリッジ補綴を行った症例」


トラブルケースや失敗症例を同業者を前に発表することはとても勇気のいることです。しかし参加者にとっては実はとても勉強になります。
本当に興味深い症例提示、有難うございました。同志と本音で語り合う有意義な時間でした。

また、9月上旬に行った外部講師(Y先生)による講演会じはとても盛り上がりました。Y先生の懇親会での美声、最高でした。今後ともご指導の程、宜しくお願い致します。
当クリニック主催の「GPによる本格矯正セミナー(10回)」も、先日7回目も行いました。BDAやユーティリティーアーチ、リップバンパー等、混合歯列期に使用できる数少ない固定式装置の使用法や留意点を教示させて頂きました。来月はいよいよⅢ級タイポドント実習に突入します。Ⅱ級とⅢ級を比較学習することにより、矯正学の知識やテクニックが整理されます。参加者・聴講生にとって有益なセミナーになるよう準備しているところです。

今週末の土日は、大阪と東京をはしごしてのセミナーに参加します。
結局のところ、自身の時間管理が差し迫った課題のようです。
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