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第205回 日本顎咬合学会に参加!

6月29、30日の両日、東京国際フォーラムで開催された“第31回日本顎咬合学会”に、当クリニックスタッフ数名(歯科衛生士)とともに参加した。
会員数は8000名を超え、事前参加登録が3000名を超えると聞き、臨床系の学会としては、最大規模であることは間違いない。多彩なプログラムが組まれていて、ベーシックからアドバンスまで大いに学習する機会となったことは間違いない。懇意にしている著明な歯科医との交流も含め、実に充実した2日間であった。

私自身が行った一般口演については、座長から”興味深い取り組みですね!次の展開を聞いてみたい!”という好感触のコメントを頂きました。来年は、第2報という形でさらなる検証を行って治療指針の一助となる発表をしたいと考えています。その節はよろしくお願いします。
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一言に”臨床”と言っても、私たちが扱う診療分野は実に多岐に渡る。その中で、”咬合(咬みあわせ)”について研鑽し続けることは、歯科医としては避けて通れない。”自身が作製した人工臓器である補綴物(かぶせ物)が歯周組織へのダメージを与えずに壊れず長持ちするために何が必要か?どのような咬合様式を与えるのか?が問われている。

そして、生体側の受容器であり防御反応でもある歯根膜を持たないインプラント補綴には、天然歯以上のシビアな補綴形態・咬合面接触関係等が要求される。”もろ刃の剣”を手に入れてしまったとも言える。熟慮しなければならない項目が多く存在する。

最近特に当クリニックで重要視しているのが、”咬合”に関する”機能分析・評価の可視化”である。私たちが行う仕事のプライオリティーの最上位が、「形態を追い求め、審美を追い求めることでなない!」と断言したい。

国民の口腔の健康という側面では、機能障害(咀嚼・発音・嚥下)の改善・回復が治療の主眼であるべきで、治療結果の評価を具現化し、継続的に検証しなければならない。形態分析だけでなく機能分析の評価への取り組みに力を入れている。

今、歯科界は、いろいろな意味で転換期にさらされている。自身の日々の臨床を厳しく見つめ直し、経験から得たエビデンスの蓄積を通して、治療介入が必要な次の患者さんへ品質の高い医療として提供し、QOL(Quority of life)に貢献したい!という強い気持ちで診療に取り組みたい。