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第180回 特別授業・・・機能と形態は表裏一体

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11月17日は、歯科衛生士2人とともに校医をしている中学校へ出向き、午前中約4時間に渡って特別授業を行った。

生理学・生物学に立脚した「バイオセラピー」の話を中心に、風船やガムを使った実習を交え和やかな雰囲気の中、私としても楽しい時間を過ごせました。

成長期のお子さんにとって、健全な顎・顔面の成長の障害となる口腔周囲組織の機能不全や問題点は、可能な限り取り除いてあげなければなりません。専門家として、どこに問題がありどのように対処していくべきか?をアドバイスし、自身でできるさまざまなトレーニングと歯科医院で行うセラピーとが両輪でかかわっていく必要があります。

現代の子供たちの多くはカリエスフリー(虫歯がゼロ)である。しかし、異常な態癖(習癖や姿勢)も要因の一つで口腔周囲組織の潜在能力が十分発揮されていない機能不全に陥っているケースを散見する。

機能不全は、顎骨や歯列の形態変化を起こし、さらなる機能不全を引き起こす。機能と形態は相互に持ちつ持たれつの関係にある。

私たち歯科医は、形態の変化にばかり目を奪われがちであるが、機能が正常に働いているかを常に監視し、問題があればあらゆる手法を駆使して早期に改善していく必要性について、さまざまな機会を利用して啓蒙していくことが求められるのではなかろうか?
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