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第147回 静脈内鎮静法(セデ―ション)の恩恵

2014年が始まりました。新年から多くの患者さんに来院頂き、さまざまな治療に取り組んでいます。
そんな中、タイトルにありますように、当クリニックの特徴の一つとして、”静脈内鎮静法”による全身管理下での外科処置を定期的に行っています。詳細については、このページをご覧ください。
「岡山大学歯学部歯科麻酔科」の提携病院として、静脈内鎮静下での処置を、先週は3件行いました。今週も5件のオペが予定されています。歯科麻酔科との連携も今年で7年目に突入しました。岡山県の開業医としては、最も早くから患者さんの”安心・安全・快適”の一環として静脈内鎮静法を取り入れ、延べ500件以上の実績があります。

また、静脈内鎮静を行う際、脳波を測定して鎮静のレベル(睡眠の深さ等)を数値化する”BISモニタ”という機器も当初から導入しています。BIS値(バイスペクトラルインデックス)は、患者さんの睡眠レベルとの非常に高い相関性があり、歯科麻酔医が術中の治療内容によって鎮静レベルをコントロールする指標となり、患者さんの自発的な開口量の調節や「むせる」ことを防止するのに一役かっています。

オペは、チームとして医院が機能しているか否かが最も試される場面です。完全個室の手術室での5人体制(術者、直接介助2人、間接介助1人、麻酔医1人)を堅守して、各人が各人の役割を果たすことによって相乗効果が生まれ、高品質な結果をもたらします。そして、術中のリスクマネージメント(偶発症の防止)にもつながります。

今後も、当クリニックの”安全・安心・快適”に欠かせない歯科麻酔医との密な連携による”静脈内鎮静法”を、さらに進化・成熟させ、患者さんへ還元していきたいと思っています。
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