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第142回 東京での3日間&マイクロセミナー

週末の東京(品川)での3日間は、いつもの十数人の面々との内容の濃いセミナーであった。10ヶ月目に突入し佳境に突入した感がある。インプラントのライブオペあり、数人の受講生によるケースプレあり、もちろんインプラント・補綴関連のベーシックからアドバンスの講義・実習と盛りだくさんであった。

そんな中、土曜日の午前は、審美・インプラント関連では日本有数の臨床家である著名なO先生によるライブオペであった。

”基本に忠実で丁寧”、というのが私の第一印象であった。補綴出身のドクターだけあって、上部構造(被せ)のことを常に考えた外科処置を心掛けていることが見て取れる仕事であった。

今までに、さまざまなドクターのインプラントのオペを見学してきた。外科出身のドクターに多いのだが、手際が良く、スピーディーだが、荒さが目立ち、言葉は適切ではないが”打ち込み屋”に徹している、といった印象を受けたことも多い。

だが、O先生の場合、非常に注意深く繊細に歯肉弁に代表される組織を扱い、基本をしっかり押さえた術式で行っており、好印象をもった。

そして、毎回行われる受講生によるケースプレゼンテーションは、非常に勉強になる。数人のインストラクターによる辛口コメントは、当人だけでなく参加者全員の胸に響く内容である。
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自身の臨床について、同じ歯科医に建設的に批評してもらえる場が与えられることは、自身が大きく成長できる場である。批判・批評が辛口であればあるほど、自身の立ち位置の低さを思い知らされ、活力源にもなる。

今回のケースプレも、いつもにも増して興味深い時間であった。多くの学びを得た貴重な体験で、来月また同じ面々と会えることが楽しみである。

話変わって、今月から月一で、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)のセミナーに参加している。マイクロスコープの詳細については、このページをご覧ください。

10月は、第1回目として12日(月)に東京で行われ、10回が1クールである。実は10月11日(日)も別のメーカー主催のマイクロの実習付きセミナーにスタッフとともに東京で参加していた。今月は計6回東京に行ったことになる。

とにかくマイクロスコープを使いこなすためには練習あるのみである。診療後、抜去歯牙やプラスチック模型、ガムシートを使用してエンド、外科、補綴などすべての分野へストレスなく有効利用できるようスキルアップに努めている。

10月も終わろうとしている。2009年度を総括するのはまだ早いが、今年は、高名で尊敬できる新たな歯科医との出会いがありました。目標とする歯科医との出会いです。今後も、長きに渡って良いお付き合いをさせて頂ければ有り難いです。