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第128回 「GPによる本格矯正マスターコース」が終了しました

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当クリニック主催で歯科医対象に1年に渡って開催した「GPによる本格矯正マスターコース」が一昨日終了した。受講した先生方、本当にお疲れ様でした。今後も学びの時間を楽しく共有できればと思っています。

最終回は、矯正治療後の保定(Retention)に関する講義やセットアップ模型の作製、各種リテーナーの作製の実習を午前中に行いました。午後からは、私の臨床ケースを難易度別に20ケース余りを供覧し、症例の疑似体験をしてもらいました。LOT(Limited orthodontic treatment)、小児期の咬合誘導、成人矯正のベーシックからアドバンス、リカバリーケース、そして包括的治療への応用、裏側矯正のスタンダードな手法からトレンド的なテクニック、開業医でもできる外科併用のスピード矯正まで、多岐に渡って教示しました。

一般歯科医が矯正分野の知識やスキルを磨き、特殊なケースを除いて自身の臨床に取り入れることの患者受益は計りしれないです。にもかかわらず、敷居が高い分野という認識の歯科医が多いのが現実で、歯科医療を総合的に多角的にアプローチできていないことに目をつぶっている実情があります。”患者のための歯科医療”というスタンスに立てば、矯正分野の知識・スキルは開業歯科医が必ず習得しておくことが求められると日々実感しています。

そんな中、今回の1年コースを受講したドクターは、矯正分野へ一歩踏み出す勇気、あるいは既に1歩踏み出せたのではなかろうか?矯正治療は、審美目的とともに機能(発音、咀嚼等)改善に大きく寄与することを実感して頂けたことと思います。歯のポジショニングの不正は、治療の初期段階で改善させなければいけないPrimary treatment(初期治療)に属します。

矯正治療ができない、わからないでは済まされない時代がすぐそこに来ています。2012年度も同様の矯正コースを企画しています。ご興味のある歯科医の方は、当クリニックへ問い合わせ頂くか、2012年度「GPによる本格矯正マスターコース」から申し込みして頂ければと思います。
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2011年度も残りわずかです。歯科医対象の長期臨床コースを主催したことで、私自身多くの学びを得ました。参加者の方々へは本当に感謝の気持ちで一杯です。また毎回準備に奔走してくれるスタッフ、お世話になっている歯科技工士にも感謝です。

歯科医の本道である臨床力アップのために自己研鑽する志高い歯科医との交流は、自身を成長させてくれる場であるとともに仕事へ向かうモチベーションを維持していくために必要不可欠で、実に幸せなことと思っています。

今後も、本当の意味での”患者さんのための歯科医療について考え追及していきたい”という想いです。