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第120回 2009年度第1回ODC例会

昨々日の土曜日、岡山県内在住の歯科医を中心としたスタディグループ”ODC(Okayama Dentists Club)”の2009年度第1回例会を開催しました。

今年度のODCの方向性として、”インプラント””審美”といったトレンドの話題を単発的に追い求めるのではなく、歯科医療の基本スキル(保存・補綴・外科)の習得、復習に重きを置いた”地固め”を行い、”ODCとしての標準化された診療スタイル”を確立したいと考えています。


”基礎資料採得、総合診断、咬合概論”というテーマの中、ルーティーンとして最低限採得しておくべき資料は何か?採得法は?そして日常臨床でスルーしがちな機能的な診査項目について基礎講義をさせて頂きました。

また、いくつもの手法がある中で、咬合再構成時には必須のフェイスボウ・トランスファー、中心位(CR)の簡便な採得法についてもお話させて頂きました。

各種存在するカメラや咬合器の選別法、使い勝手についても述べさせて頂きましたが、時間の関係上、今回は概論だけになってしまった部分もあり、参加者の方々には消化不良の側面もあったかと思います。本当に申し訳ありません。咬合については、補綴分野のセッションの機会に詳しくお話します。

また、口腔内写真、1分でできるODCオリジナルの11点筋の触診、フェイスボウ、CRの採得の相互実習をして頂きました。
私たち歯科医が治療介入をする前に、”如何に問題点を抽出してどこに治療ゴールを設定するか?”は、最も重要なことです。

そのために、資料を経時的に採得していくことは、患者さん、医療側双方にとって有益なことです。参加者の方々に、少しでも参考にる例会であったなら幸いです。

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例会後、懇親会を行いました。新入会員の方が多く、顔見せのような形ではありましたが、皆さん向学心、向上心を強く持たれているという印象を持ちました。

同志として、実に心強く感じました。午前様まで残って歓談でき、今後の例会の運営についてのアドバイスも多数頂きました。会員の声をフィードバックできる風通しの良い研究会でありたいと思います。有難うございました。

発足間もない未知数の多いスタディグループではありますが、将来的には医術で勝負できる岡山から発信できるリーダーとなる歯科医が複数育つ!ことを望んでいます。また、私より開業年数の多い経験値の高い諸先輩の会員の方々には特に助けて頂くことが多くなると思いますが宜しくお願いします。

そして、歯科界においても”自分さえ良ければいい”というアメリカ的発想の”個人主義“が浸透しつつあるのですが、ODCを通じて、公益性、公共性の強い職に就いている私たちは、”志が同じでなければできないこと、群れなければできないこと”を求めていき、患者さんの受益になるよう努めたいと思っています。