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第114回 オールラウンドプレーヤーを目指して!

東日本大震災で被災した皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、家族、友人などを亡くされた方々へお悔やみ申し上げます。そんな中、社会の秩序を失わず頑張っている皆様を、応援するとともに誇りに思います。少しでも早く様々な問題が改善するよう祈っています。

私事ですが、仙台在住の知人(歯科医)の1人が、現在連絡が取れません。本当に安否が気になります。募金や救援物資の提供など、個人レベルでもできることを可能な限り、時間のの許す限りしていきたいと思います。

さて、この1ヶ月、院内、院外で本当にさまざまな出来事があり、サイトの更新が途絶えていました。本当に申し訳ありません。毎日、多忙を極め、睡眠時間も4時間くらいが続いています。体調も少し崩れ気味です。4月、5月に行う外部向けのセミナーの企画・準備にも追われています。

当クリニック主催の矯正コース(10回の1年コース)のスライド作りでは、1000枚単位で約3000枚程(ビデオファイルを含む作製しなければならず、夜な夜な作業している状態です。自身の時間管理が悩みの種、と言ったところです。
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少し近況を振りかえってみますと、3月5、6日は、大阪にいました。5日は、夜遅くまで少人数の症例検討会に参加していました。

商業誌へ論文を多数掲載している濃い面々(6名)で、レベルの高いディスカッションに多くの気づきがありました。自身の臨床を酷評して頂けることが何より勉強になります。

6日は、インプラント関連の”負の遺産”に関するレクチャーに出席し、最新情報を入手することもできました。”インプラント失敗ケースの現状”や”トラブルシューティング”については、十分認識しておくとともに、患者さんへも正確にネガティブなインフォメーションをしていくことが求められます。

3月12日には私が所属しています歯科医対象のスタディーグループODC(Okayama Dentists Club)の例会に出席しました。今回は、歯周病専門医のO先生に約5時間に渡って講演して頂きました。長時間に渡り本当に有難うございました。

岡山大学歯学部の医局時代、私が補綴科のインストラクター時代に少しだけ彼に教えた経緯があり、卒後には、医局は異なりましたが、大学で臨床を共に行った記憶があります。当時からとても誠実な印象が強く、開業医となった今も、実に丁寧で確実な治療を行っていることが窺い知れました。

歯周病治療を軸にした診療を確実に行い、スキルアップしている姿は、今後の活躍がとても楽しみです。岡山の歯科医療の底上げに尽力してほしいと思いました。

3月13日は、当クリニック主催の矯正セミナー(第2回目)を行いました。矯正治療を行う際の診断・治療計画に必須のセファロ分析(側貌レントゲンの評価)を中心に講義と実習を行いました。

PCを使用した分析ソフトの紹介・使用法を含め、20名の参加者とともに、1日どっぷりと矯正学について学習しました。

このコースは、回を重ねるにつれ、より臨床に直結したステージへ進むようにプログラムを組んでいます。断片的な知識(点と点)が結びつき、最終的には系統立てて、治療計画と最適な治療法が自身で具現化できるようになるはずです。

参加者の自己研鑽・スキルアップへの並々ならぬ思いが毎回伝わってきて、教える側としても、とてもやりがいを感じています。一般臨床医が矯正分野へ一歩踏み出すことの意義は非常に大きいです。

来年度は同じコースを行わないのですか?との声が数名の方から寄せられています。必要とされていることを”粋”に感じ、あと8回、充実したコースにすべく、全力で準備して臨みたいと思います。
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これからの歯科医療は、オールラウンドに思考でき、実践できることが望まれています。
多分野の高品質なオプションを持ち合わせた包括医療の行える臨床家が多く育ってほしいと切に感じています。