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第100回 新年のスタート・・・朝まで討論

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新年あけましておめでとうございます。
今年も、石井歯科クリニックをどうか宜しくお願い致します。

皆様、お正月はゆっくり過ごされましたでしょうか?
私はというと、予定していた海外脱出が、エアーのトラブルでできず、最悪のスタートとなりました。
が、その分、休養といいましょうか普段会うことのできない多くの友人と近況報告をしあい、充実した新年を迎えることができました。

そんな中、元旦の夕方からは、同窓や後輩の歯科医数人と、「朝まで討論!」をやりました。
同業者が集まりますと、どうしても、過当競争に入った歯科界への将来の悲観的な話になってしまいます。歯科専門雑誌の紙面では、「勝ち組・負け組!、歯科医院の2極化!、成功する歯科医院とは?」といったタイトルが目に付き、生き残るための対策や事例を数多く掲載しています。

20年足らず前私が卒業した頃と、最近の若い歯科医たちの目指す歯科医像は明らかに変化してきていると感じます。
一言でいえば、「経営手腕」が第一義になっているという点です。環境の変化へ対応すべく、マネージメントの重要性を皆訴えます。

一緒に討論した関西では有名な3つの分院を出している友人は、「患者を集めることが私の仕事だ!本音を言えば、患者の抱え込みのためにイベントをしている。マスコミを利用するのは、広告塔である私の使命だ!」と言い切っていました。「医療の質も大事だが、患者に来てもらわなければ、良い治療を行うことも、認知してもらうこともできない!言葉は悪いかもしれないが、”売名とお金”を常に念頭においている。」とも言ってました。

なるほど!と同調する者と、ビジネスライクに考えすぎだ!と反論する者真っ二つに分かれました。白熱した議論が延々と続きました。

石井はどう思うんだ?と聞かれました。「感性の問題じゃないかなー・・・」と答えました。
開業したら、医院の向かう方向性は、院長に決定権があると思う。歯科医として仕事をする上での信念は何か?ということだと思う。

あらゆる手段を利用して患者さんを集めて大規模にしていくことが”成功者”で羨ましいと思うのなら、そこを目指せば良いと思うけど、自身の感性に合わないのなら止めた方が良いと思う。人まね、ハウトゥ物で集客に成功し、傍目からは”成功者”と見られたとしても、自身が心の底から思っている方向性と違っていたら、空しいし、自身の歩んできた人生を振り返って後悔の念ばかりだと思う。

過当競争の中での差別化とは、”住み分け”ではないか、という自論の話もした。隣の歯科医院が簡単にマネのできるイベントやツール類では差別化にならないし、隣の歯科医院がやることがいつも気になってしょうがない。

住み分けるためには、他では行っておらず、5年、10年マネのできない医院の特徴を作り上げることだと思う。そのためには、準備期間、我慢の時が年単位で必要だと思う。自分の感性に合った長期展望に立った医院作りをしていけば、人生振り返った時に、”良かった”と心の底から思えるはず。

夜な夜な討論は続きました。もちろん結論が出るはずもなく・・・。