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第95回 ハードなハードな一週間でした

この一週間は、心身ともに非常にタフさを要求される中身の濃いスケジュールでした。
夜遅くまでの診療が何日も続き、当クリニックのスタッフ、常勤・非常勤・歯科麻酔医のドクターには、本当にご苦労様、という感謝の気持ちで一杯である。

夜6時開始の5時間足らずかかったオペあり、審美領域で、広範囲の歯肉移植を伴う非常に難易度の高い歯周外科処置を午後の診療をべったり使って行ったり、通法だと4回に分けて行うオペを諸事情により1回で行ったため、予定時間を大幅にオーバーしてしまったため、予約の患者さんへの応対に苦慮させたりもしてしまいました。

それでも、恒例の”ナイトミーティング”の曜日には、夜10時過ぎまでしっかりディスカッションしていたスタッフには頭が下がりっぱなしである。

さらに、土曜日は、鳥取、滋賀、東京、四国、福岡などからわざわざ当クリニックへ来て下さっている方への濃厚な診療を行いました。午後からは、2つの充実したオペ隔壁があり難易度の高い両側サイナスリフトの方と抜歯即時で10本埋入即時負荷の方)も行い、イメージ通りに無事終了しました。


毎日、しっかりとアシストしてくれているオペスタッフが、日々レベルアップしている姿を頼もしく感じています。先週クリニック内で行った、外部講師による感染予防対策に関するセミナーの成果も随所で見受けられました。

左図の方は、10年来入れ歯で苦労されていました。下顎は1本のみ残存、唯一の歯もぐらぐらの状態でした。毎日おかゆばかりで、ほとんど咬まずに丸飲みしているだけの食生活というお話でした。

オペ当日に、何とか固定式の仮歯を装着することを目標に治療計画を立てました。CT診断から骨のあるところを探し、外科用ステントを利用して慎重にドリリングしました。左右とも大臼歯部は骨量がかなり不足していたため、ピンスポットでの埋入が要求されました。

かなり難易度が高かったですが、10本埋入し、その内初期固定の良かった7本を支えに、固定式の上部構造を作製しました。鎮静下でのオペに2時間足らず、その後の補綴に1.5時間要しましたが、口腔機能が格段に上がって帰宅されたことは言うまでもありません。

翌日電話させて頂いたところ、”漬物が10年ぶりに食べれました、ありがとうございました”と、感慨深けに話してくださいました。
私は、この瞬間のために診療していると言っても言い過ぎではないくらい、うれしいひと時です。”昨日は、本当に長い時間お疲れ様でした”。

そして、昨日の日曜日は、朝一(6:00発)の新幹線で名古屋へ。250名を超える会員数をほこるJTSO(日本ティップ・エッジ矯正研究会)でケースプレゼンしてきました。

多くの矯正専門医、指導医の前での講演ですので、緊張感を持っての発表でしたが、言いたいことは、しっかり伝えたつもりです。認定医取得のための展示で、2ケース満点を頂きました。10症例の合格ケースに来年には到達できそうです。
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仕事で忙しいこと、時間が足りないことは、ある意味贅沢な悩みかもしれません。自分の活躍の場があるということは、自身の存在意義があるということで、生きがいにもつながります。

誰からも必要とされない、毎日、時間を持て余して過ごすことは、とても悲しいこと、寂しいことです。

今日から、また新しい一週間が始まります。日々の診療を原点に、自身が目標設定したゴールへ向かって、着実にレベルアップしていきたいと思います。