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第78回 ”審美領域のインプラント”を極める

この週末(16日、17日)は、東京へ出かけてました。東京→岡山の最終便で帰る予定だったのですが、台風の影響で、エアーが欠航になってしまいました。そこで、急遽友人に連絡を取り、無理を言って18日も東京に滞在し、いろいろと仕事に役立ちそうな情報収集をしてきました。

東京へ何をしに行ったかといえば、”審美領域のインプラントのノウハウ、トレンド、潮流などの習得”のためです。
今、審美領域のインプラントでは、日本国内で最も油の乗り切ったと言えるであろうO先生のオフィスでのオペの見学がメインの実に有意義な時間を過ごしてきました。

彼の仕事ぶりは、歯科専門誌、インプラント専門誌に毎月のようにケースプレゼンされており、患者さんへのコンサルなどの接遇もさることながら、治療に対して、自身に対して一切妥協をしない姿勢には、本当に感銘を受けました。
随所にこだわりのテクニックが施され、審美領域のインプラントを成功させるための難易度の高さを改めて実感しました。

審美領域のインプラントの難しさは、”結果の良否を患者さん自身が、十分に認識できる点”にあります。治療の成否のハードルが非常に高い点にあります。

言い方が適切かは別にして、ごまかしは利きません。ですから、治療前に、綿密な治療計画が必要になってきます。高い次元でのハード(骨)とソフト(軟組織)のマネージメントが必要になってきます。治療中発生しうるリスクに対してのリカバリーの手法を何通りも知っていなければ、到底対処できません。

一言で言えば、”天然歯と遜色ない仕上がりにできる技術”が必要となります。歯茎の連続性を保つために、本当に細かな作業の連続です。
前歯部の欠損補綴に対して、今までは義歯かクラウン・ブリッジでの対応しかできず十分には審美的とはいえない仕上がりになっていたケースが、インプラントという選択肢が追加されたことにより、より審美的な要望に答えれる時代になってきました。
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最近当医院でも非常に高い要求、要望をされる患者さんが増えてきました。外科、矯正、補綴を絡めた非常に複雑な治療計画になります。
”学ばなければいけないこと、近々に習得しなければいけないことが、山のようにある”、と切に実感しました。

彼のオフィスは、いつでもウェルカムとのことです。なぜなら、”歯科医の方の前で、いい加減な仕事ぶりを見せれないから”だそうです。”私自身のためにもどんどん見学に来てください”、とおっしゃっていました。
”見学者が居ようが居まいがいつも治療を全力投球で行っていることをわかってほしい”と言っていました。

私が思うに、インプラント治療を進めていく上での論理的背景や成功事例は、デスクワーク(本)からいくらでも学べるので、わざわざセミナーに出向いて講義で聞くこともないのです。実はリアルタイムで流れる現場(オペ)からこそ何倍ものことが得られるのです。
これからも、第一線で活躍されている方のオペをたくさん見て、学習ざんまいの日々を送るつもりです。
来週(木曜日)も、超難症例への対応のお手並み拝見とばかり、先生のオフィスへお邪魔します。今後とも、宜しくお願い致します。

今週木曜日は、一般の方を対象にした教育講演を行います。
来週の日曜日は、大阪で矯正の研究会のゲスト講師として、講演をします。

やりがいのある仕事ができる喜びを感じつつ、充実した日々を送っています。