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第73回 ”インプラント矯正”の未来像

昨日(7/16),一昨日(7/17)の2日間、AIOC(5th Asian Implant Orthodontics Conference)に参加してきました。
世界の第一線で活躍しているインプラント矯正医21名による講演で、もちろん発表、質疑応答は全て英語でした。
貴重な情報ばかりで、今日からの診療に即役立つ内容が随所に盛り込まれていました。
また、韓国、台湾の著明なドクターと知り合いになれ、有意義な時間が過ごせました。

大学時代の同級生が助教授をしている講座の医局員による”非常にヘビーな骨格性開咬への非外科によるケースプレゼン”はすばらしいかったです。

また、いつもお世話になっているM教授の”ミニ・スクリューを利用した矯正治療の診断・治療計画の立て方”も非常にわかりやすく、日々の臨床へフィードバックできる内容でした。

個人的に一番気になったプレゼンは、”PRP(多血小板血漿)を利用したコルチコトミー”でした。矯正力をかけた時の骨のリモデリングがPRPにより速やかに起こるため、ミニ・スクリューとの併用により治療期間がさらに縮まるとのこと・・・。
また、ミニ・スクリューでOrthopedic的な使用法が試みられている興味深いケースもありました。

インプラントを利用した矯正治療の有効性について異論を唱える歯科医がいるはずもなく、治療法の選択肢の中に必要なアイテムであることは、間違いありません。

症例に合ったミニ・インプラントの選択基準、埋入法、脱落を回避するための留意点等もコンセンサスを得てきました。
当医院では、200本以上の使用例から多くの経験を得ています。
インプラント矯正の詳細については、歯並びの話の<第30回 最新の治療法(インプラント矯正)<第45回 ”矯正用インプラント”は必需品>をご覧下さい。

患者さん、歯科医側双方にとって有益なアイテムである矯正用インプラントは、今後、益々普及していくと思われます。
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尚、矯正用インプラントの使用に際しては、矯正の知識は当然として、補綴用インプラントのノウハウも必要と考えます。
ご興味のある歯科関係者の方は、メール等にてご質問・ご相談を受け付けていますので、ご連絡下さい。