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第65回 下顎管3Dツアー

昨日は、東京で行われたシンポジウムに参加してきました。
テーマは、”下顎管・下歯槽神経”でした。サブタイトルは、”インプラントと神経損傷”となっていました。

口腔外科領域、特にインプラント治療を行う際、下顎骨の中央部を走行している太い知覚神経である”下歯槽神経”に関連した情報、トピックスを得るためです。同部位に近接したエリアの外科処置をする際の必須科目といえます。

インプラント関連のレクチャーと言えば、術式や材料に関することが多いのですが、今回は、口腔外科医だけでなく、解剖学のスペシャリストを始め、整形外科医、脳神経外科医、麻酔医の立場から、11人もの演者が”下歯槽神経”のみに焦点をあてた発表を行いましたので、非常に興味深いものでした。

血管系に焦点を当てた書籍やレクチャーは結構ありますが、神経のみにスポットを当てた講演というのはなかなかないと思います。

演者全員と参加者による総合討論の時間も約一時間盛り込まれていて、質疑応答も活発に行われ、レクチャーとしては、とても工夫された内容でした。

現在では、CTによる画像解析やシュミレーションソフト、骨ステントなどを使用することにより、インプラント処置時に下歯槽神経を直接損傷、切断することは、まずあり得ないのですが、比較的浸襲の大きい外科処置をする限り、麻痺や異常疼痛など、術後の後遺症が発現しないという保証はありません。そういった場合の対処法、そしてもちろん、そうならないための予防法を熟知しておくことが一番重要なわけです。
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リスクを最大限回避するいくつかのポイントや損傷した場合の対処法など明日からの臨床のヒントになるコメントがいくつかありました。
それから、個人的には3Dメガネをかけての”下顎管の3Dツアー”は、なかなか面白かったです。プレゼンテーションには最適のアイテムです。近々発売されるそうですので楽しみです。

話がかわりますが、ホテルはいつものごとく、格安の一泊5900円(朝食込み)を探して利用しました。カプセルホテルではありません。もちろん東横インでもありません。ベッドはセミダブル。新宿や渋谷に比べるとやはり浜松町は安いですね。

それにしても、羽田空港は最低です!帰路ですが、出発の一時間以上前にチェック・インしたのに、手荷物検査場が大渋滞。日曜日の夕方以降が混雑するのはある程度しかたないと思いますが、検査に40~50分もかかりました。ですから定刻より30分以上遅れて離陸。全ての便がこの状態でした。せっかく新しくなったのに、キャパシティーを完全に超えています。天災や事故などのトラブルがあったわけでもないのに・・・。

今週木曜日は、再度東京に行きます。幕張で開業しているちまたではゴッド・ハンドと言われているインプラントロジストのオペの見学&いくつかの医院の見学です。
もちろん今度は時間に正確な新幹線で行きます。刺激の多い上京になりそうです。