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第64回 採血実習などなど

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一昨日は、広島の病院で行われた採血を中心とした実習兼セミナーに行ってきました。歯医者が採血の実習?と思われるかもしれませんが、当医院の場合、患者さんの血液を利用したインプラント治療歯周外科処置を積極的に行っているため、日常的に採血を行っています。通常看護士が常駐していない歯科医院においては、歯科医である私が採血するのが常なわけです。
ところが、採血が難しい時があります。というか、自分の未熟さからきているだけなのですが・・・。女性で、かなりの高齢、体格の良い方あるいは逆にかなりの細身の方は、大抵血管がどこを走っているのかほとんどわかりません。針先で追えば追うほど細い血管ほど逃げていきます。

高校の同級生で広島の病院に勤務している内科の医者をしている友人がいます。正月に会った時にこの話をしたら、うちの看護婦長に頼んでみようか?と言ってお願いしておいたのが、今回実現しました。

歯医者対象の採血のセミナーなんてあるはずもなく、あくまで非公式、看護学生に混じって私一人”潜入”という形が本当のところです。

とにかく、あまりの自身の無知さに愕然としました。上腕、前腕の血管系の解剖学の本はしっかり読んで臨んだものの、ほとんど役に立ちませんでした。”知らぬは一生の恥”との思いで、婦長さんに質問しまくりました。看護士の卵たちに混ざって、悪戦苦闘してきました。経験に裏打ちされた裏技をたくさん教えて頂きました。

熱心さが伝わったのか、小児病棟の見学も2時間ほどさせて頂きました。新生児、乳児の経管確保に至っては、神業としか言いようがない!というが私の印象でした。

大病院の内科と小児科の看護士さんの日々の仕事の一端も、興味深く拝見させて頂きました。
貴重な体験、勉強をさせて頂いた婦長さんを始め看護士の方々、本当に有難うございました。

今日からの診療レベルが、また一つ上がると確信しました。医科領域、とりわけ内科的知識は、歯科医の必須科目ということを再認識しました。

それから、昨日は、定例の矯正の勉強会(リフレッシュ・セミナー)で、大阪に行きました。かれこれこの研究会に所属して8年になるでしょうか?
時代の流れと言いましょうか、毎月のセミナーをネットで配信し、フレッツフォンつまりテレビ電話で対話するという先駆的、革命的とも言える講習会が今年から行われるようになりました。
北海道から沖縄どこからでもいつでも講習が受けれる、とても理にかなった手法です。交通費もいらず、自分のスケジュール通りに、いつでも何度でも聴講できるすぐれものです。

とは言うものの、このような講習会は特例中の特例で、まだまだほとんど全てのセミナーは、大都会(東京や大阪)を中心に行われているため、悲しいかな地方都市の歯科医ほど時間と経費が無駄に消費されてしまいます。来週は、東京へ2回行きます。前日の最終便での上京となります。

まだまだやりたいこと、突き詰めたいことはたくさんあります。患者さんへ還元できるよう精進していきたいと思っています。