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第62回 TOEIC(トーイック) に挑戦!

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匿名のある方(私のファン?)から、”石井先生は、仕事に関係のある話しか書かないんですね。プライベートの話もたまには聞きたいですね!”というメールを頂きました。

確かにその通りかもしれません。”今日は何時に起きて何を食べた!どこそこのお店に行っておいしかったですよ!とか、ある本を読んで感動したのでお薦めですよ!とか今日のあのニュースには驚いた!などなど・・・。”日々行った出来事、思いを綴るのもいいかもしれませんね。
でも、はっきり言って”性に合わない”というのが正直なところです。私は、フードコーディネーターでもなければ、ある分野の評論家でもありません。歯科医院のHPにわざわざ掲載する内容なのでしょうか?

”まあ、そう堅苦しく考えずに、先生の人柄を知ってもらうきっかけになれば良いと思いますよ!”という返信でした。
貴重なご意見には素直に耳を傾ける姿勢も大事かと思いました。

ということで、今回は苦手なプライベートの話をします。でも、結構硬い話です。すいません。

先週の日曜日、TOEICの試験を受けてきました。
TOEIC(Test of English for International Communication)といえば、ご存知のように実践的な英語能力を測定する世界共通のテストの一つです。
約2週間の猛勉強?の末、800点以上を目指したのですが、感触としては惨敗です。700点は越えていると思いますが・・・。
結果は、一ヶ月くらいででわかります。敗戦の弁はこのページでご報告するつもりです。でも、必ず近いうちにリベンジします。

昔々、20年くらい前の私が学生時代には、英語能力の公の評価法といえば、”英語検定”でした。ちなみに、私は高校1年の夏に2級を取りました。その当時は、付録程度のListenningとSpeakingがありましたが、Reading オンリーといっていいテスト内容でした。私の学生時代の受験英語はReading とWritingばかりでした。その後、実践的な英語を使う場面や使う必要にも迫られなかったため、自身の英語力は衰退化していった経緯があります。

時代は変わり、今ではほとんどの企業が新入社員を採用する際はもちろんのこと、社内でのの英語力の評価の目安の一つに、TOEICを採用していると聞きます。

”今どき英検2級なんて履歴書に書いても、関心を示してくれるどころかマイナス要素になるのがおちですよっ”と、最近会った高校の英語の先生をしている友人に言われました。
”今から外資系企業に就職するわけでもないのに、今更なぜTOEICなの?”と彼に言われました。
”自分なりに思うところがあって・・・”と、曖昧な返答で、その時その話題は終わりました。

”歯科医のライセンスというある意味アドバンテージのある環境下とは無縁の場で、相対評価される”というのは、不安な思いがあるものの、現状での自分の英語力を知るための試みとしては、十分有意義なことと考えました。

前回の院長のメッセージだったと思いますが、開業してしまうと、「裸の大様、親方日の丸」になりがちという自論をお話しました。
常に自分を高めよう!と頑張っている歯科医が増えてはきたものの、結局は絶対評価でしかありません。歯科医というライセンスを取得して、何年かして開業してしまうと、相対評価をされる立場には、ほとんどいやまず立たされません。しかも数値で相対評価されるとなると皆無ではないでしょうか?

本業(歯科医療)とは直接関係はないかもしれませんが、目標を持ってチャレンジする、そして結果が数値として記録されるため、次の目標が立てやすくなります。多少なりともそれが本業に還元されればいうことなしなわけです。

TOEICの試験会場で隣席だった学生さんと、テスト終了後少し話をしました。”TOEIC対策なしに良い点数は取れませんよ。高点数を取るためのノウハウがいろいろありますから・・・”と意味深なことを言っていたのを思い出した。後でよく考えると、引っかかる言葉です。
言い換えれば、点数=実践での英語能力とは限らないというふうにも聞き取れます。

近い将来就職を控えている学生さんと私では、目的、目標が全く違います。私の場合、点数自体にこだわっているのではなく、モチベーションを維持するために、数値がある目標の方がいいかな?くらいの感じです。”脳のアンチエイジングのための一環”とも言えます。ですから、TOEIC対策講座、問題集なんてのもあるそうですが、全く興味はありません。

ある脳内科学の研究者が最近言っていた言葉があります。
”本来、オリジナリティ(創造的発想)というのは、蓄積された多くの経験の中からパズルのようにいくつかの要素、発想を組み合わせることによってのみ全く新しいものが生まれる。何もないところから突然新しいものが生まれるのではない。だから、年齢は関係ないどころか年齢を積み重ねるほど新しい発想が生まれやすい。脳は使えば使うほど若くなっていく。脳の老化は年齢に比例しない。”

なるほど、そうかもしれない。いや、そうであってほしい・・・。