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第53回 ”更新型サイト”のあるべき姿とは?

”新たに自医院のHPを作成したいのですが、先生の医院のような多くのページを定期的に更新していくタイプにするにはどうすればいいのでしょうか?””いったい月に何十万くらい費用をかけているのですか?”という問い合わせを歯科医の方から非常に頻繁に頂きます。

当医院は、HPをリニューアルして1年足らず経ちますが、実は、日々の新ページの作成、編集には一切費用は発生していません。院外の業者は、全く関わっていませんので・・・。全て、私を含めたスタッフで行っています。サーバー管理料が年間35,000円発生しているだけです。ですから、HPに関する経費を月に換算すれば、3000円もかかっていないことになります。
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もう一点、”先生のところのHPは、どのページを開いても、画像が非常に多いですよね。編集等大変ではないですか?”という質問もよく受けます。

画像の多さは当HPの特徴と思っています。というより画像をできるだけ多く掲載することをいつも意識しています。
なぜなら、歯科医療というある種特殊な分野のコンテンツを一般の方に伝えるためには、文章だけでは、絶対無理だと思っているからです。多くの画像にコメントを付け加えることによって、始めて理解されるのでは、と考えています。

編集についてですが、画像5枚程度までなら全く問題なしです。30分もかかりません。HPリニューアル時のデザイナーA様の尽力により、PC素人の私や新人スタッフでも簡単に編集、更新できる形式にして頂きました。ただ、画像が10枚を超えるページになると、確かに2~3時間要することもあります。画像とテキストとのボリュームのずれや全体のバランスの調整、余白の処理等若干時間を要します。しかし、学術的なことを、表面上ではなく治療内容を本当に理解して頂くためには、何枚もの画像が必要です。治療前、治療後の写真と簡単なコメントだけでは、一般の方には実際にどんな治療が成されたのか全くわからないです。

ブログ人口は、200万人とも言われています。
歯科のサイトも、HP内のメニューページを頻繁に更新するのは、労力、費用の問題などから敬遠され、ブログや掲示板だけの更新に置き換わっているのが現状です。手軽に更新できるブログから、院内の情報収集、院内とのコミュニケーションを取るのがトレンドになっています。

ところが、ブログからは、歯のことで真剣に悩んでいる方への本当に知りたい詳細な情報は得られないです。なぜなら、具体性に欠けるからです。もし、ブログで具体的に掲載しようとすると、画像のサイズ、数、レイアウトに制約があるため、テキストだけの専門用語の羅列になって、一般の方には、全くといっていいくらい理解できない内容になってしまいます。ブログから、院長やスタッフの人間性の一端を窺うことは可能ですが・・・。

本当に知り得たい情報は、より具体的な症例を中心とした画像が存分に添付された治療経過が掲載されたページでしか得られないと思っています。


問い合わせをしてくる歯科医の方に私は必ず質問します。何のために更新するのですか?どんなことを伝えたいのですか?一方通行になってはいないでしょうか?

当HPの「デンタルQ&A」のページには、掲載不可希望の深刻な相談が毎日送信されてきます。
私にできることは、現在歯科医療の現場で行われていることや、当医院で行われている歯科治療の現状を、「デンタルQ&A」や「問い合わせ」からの内容をヒントに、「院長メッセージ」、「スタッフのメッセージ」、「歯並びの話」、「患者さまの声」等で具体性のある形で更新していくことだと考えています。悩まれている方への解決のヒントになってもらえば、と思っています。

作成時に一番注意しているのは、万能な治療法などないこと、そして各種治療法の長所と短所を平等に伝えるという点です。とても重要なことで、いつも念頭においています。

微力ですが、これからも時間の許す限り本道である「医療の現場の声」を伝えていきたいと思っています。