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第20回 最近の舌側矯正事情

先日の日曜日は、ポカポカ陽気で、日向ぼっこでもしなら、読書にふけって、一日のんびり過ごしたい気分でしたよね。

私は、定例の勉強会に行って来ました。約50人の小さなスタディーグループなのですが、ほとんどが矯正専門医の方で構成されています。
「最近の舌側矯正事情」というテーマで、午前中4人の方がケースプレゼンテーションをしました。
午後は、お茶を交えて、活発なディスカッションをしました。

日本の場合、舌側矯正に肯定的な歯科医と否定的な歯科医に極端に2分されているのが実情です。
矯正専門医の間でも、全くやらない人が結構います。仕上がりの問題点や、装置装着中の違和感、チェアータイムや治療期間がかかるなど否定的な項目を列挙して、あまり勧められる治療法ではない、というふうな説明を患者さんにします。
はっきりしたデータではないが、”矯正治療を傍標していているにも拘らず、舌側矯正をしている歯科医院は、約2割なんだよ”とA先生は言っていました。

一方、舌側矯正の良さを全面に出して治療しているB先生曰く、”舌側矯正に否定的な矯正医の大半は、舌側矯正の治療をしたこともなく否定している。せめて100症例くらいはやってから否定するならしてほしい”と語気を強めておっしゃっていました。
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とりあえず、症例を選びつつ10症例ほどこのシステムでやってみようと思いました。
良いシステムかどうかの結果は、患者さんが教えてくれます。患者さんの評価が全てです。
患者さんから教えられる、そこから自分が成長する、と常々思っています。