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第2回 いい歯医者さんとは? 悪い歯医者さんとは? 前編

今回が第2回目です。上記のテーマにそって今回と次回の2回に分けて私なりの考え方をお話しみたいと思います。 去年の夏にこのテーマである歯科情報誌へ載せた原稿内容を踏まえながら述べたいと思います。

1.口の中は病んでいる

 IT時代の中、インターネットをはじめマルチメディア分野でも「情報共有化」を目指し歯科医と一般の方との 距離をちぢめるべく試行錯誤が行われています。その一例として、医療の検索ページの中に 「E-mailによる歯の無料相談掲示板」というのがあり、 問い合わせが急増しているという実態があります。相談内容は、 歯科医やスタッフの対応への不満から、治療方法への疑問、高額な治療費への不満 等、種々多様にわたっています。

 一番の要因は、医療という特異性から歯科医と一般の方との 間に距離ができてしまって、患者さんは言いたいことが言えない、歯科医側は言うべきことを言わない雰囲気があることだと思います。この掲示板への回答をしている一人として、 「医療の主人公は患者さんです」「常に患者さんの視点で考えている」ホームドクターの見つけ方について少しお話してみたいと思います。

2.アメリカは日本の5年先を進んでいる

 アメリカを見てみましょう。アメリカは言わずと知れた契約社会です。 歯科医院は保険会社と契約しています。治療は十分なインフォームドコンセント(十分な説明による同意)の下に 進められますが、トラブルが発生した場合には、賠償問題や訴訟になることも珍しくありません。そのため、 歯の根の治療だけをする歯科医院とか、歯周病の治療だけを行う歯科医院といった専門分野に分かれています。 

 また、子供のころからの歯に対する意識が非常に高いため、歯科医院に来院する人の多くは、
 矯正治療とか、ホワイトニング、又は、定期検診による歯のクリーニング等予防的な処置がほとんどで、虫歯治療による来院はごく僅かです。

 日本はというと、「平成11年度の学校保健統計調査」によると、先進国の中では高いものの12歳児の永久歯の虫歯数が2.88本とはじめて3本を下回り年々減少の一途をたどっています。 日本も近い将来アメリカのように、虫歯は0(ゼロ)に限りなく近づいていくでしょう。

3)自分に合った歯医者を見つけるには・・・
 インターネットを検索して近隣の歯医者さんの場所、設備、院長の経歴等はわかっても、 院長、スタッフの人となり、実際に治療に入る前にどんな説明があるのか、治療の選択肢は自分が最終的に決めれるのか等は 行ってみないとわかりません。

 では、具体的に、いい歯医者さんをどうやってみつけるか?は近日中に次回(後編)にてお話したいと思います。