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第240回 オペ見&矯正コース開始・・・

桜満開の季節、気がつけば、新年度の4月になっていました。3月は「東奔西走」といいましょうか、日本各地へ出向いて、さまざまな歯科情報をインプットする機会がありました。高名な歯科医との出会いも多くあり、自身の臨床研究への取り組みのヒントも頂きました。

また、入社3年目のスタッフの結婚式へも出向きました。笑いと涙の絶えない感動的な披露宴でした。僭越ながら、主賓としてあいさつさせて頂き、彼女のくったくない笑顔で患者さんに接する姿にはいつも感心している、との趣旨の話をしました。これからも一緒に仕事をしつつ、さらなる成長を期待しているところです。

一方、院内行事としては、先月から当クリニック主催で、2016年度の「GPによる本格矯正マスターコース」が始まりました。1年を通じて矯正学の基本事項の知識と技術を習得して頂くコースとなっています。今季ではや7期生となり、わざわざ滋賀県から受講される歯科医もいます。全力で指導・教示させて頂きますので、1年間宜しくお願いします。

昨々日は、岡山市内の歯科医院からの紹介の患者さんを始めインプラント関連のオペを何件かさせて頂きました。何名かの歯科医やスタッフの方が見学に来られ、骨造成を中心に成長因子を使用した予知性の高い治療を目指した取り組みを見て頂きました。ライブでしか得られない学びがあります。明日からのご自身の診療の何かしらヒントになれば幸いです。

インプラント治療の成否の出発点は、一つ一つのステップを丁寧に確実に行うことで、軟組織・硬組織のマネージメントが必須事項ではないかと考えています。
また、「安全・安心」という側面では、岡山大学歯学部歯科麻酔科の提携医院として9年目に入り、鎮静下でのオペ件数は、500を超えています。全身的なリスクのある方も、麻酔医の管理下で治療が行えることのメリットは多くあります。今後とも安心・安全を念頭に置いたオペを実践していきたいと思います。M准教授をはじめ歯科麻酔科の医局員の方々、今後とも宜しくお願いします。

最近のインプラント関連のオペは、他歯科医院からの紹介でのリカバリーケースが増えています。また、医療従事者(医師、歯科医、看護師など)の患者さんが多いのも当クリニックの特徴かもしれません。患者さんは前医についてのさまざまな想いを口にします。単なるコミュニケーション不足ではないケースも散見されます。学会レベルでのルール作りが急がれるのですが、なかなか進まない現状があります。
微力ですが、私個人レベルやスタディグループの同志とともにできることをやっていこう、と思っています。

ここ数年、私が力を入れている仕事のテーマの一つに、「噛めるとは?噛めないとは?」があります。歯科医院を来院される方の多くは、咀嚼障害を主訴に来院されます。治療前、治療中、治療後に渡って咀嚼能力を定量的に評価・可視化し、科学的に咬合治療を行えないものか?と考えています。ME機器により機能(咀嚼)を客観的に評価ができる時代に突入してきました。咬合接触点に代表される形態分析だけでは機能評価には直結しないことは周知の事実です。

そのため、マス数100を超える臨床データを採得するために、患者さんに協力して頂いています。今年度中には、学会で結果を発表できるのではないか、と思っています。

昨日、2つの学会誌への論文校正を終えて提出し、一息ついたところです。今月はODC例会(ファイバーコアの実習+会員発表{6名})、咬合やエンドのセミナー3か所に参加、当クリニック主催の矯正コースや同窓会での依頼講演、業者に依頼されたLOTセミナーのスライド作りなど盛りだくさんの日々を過ごす予定です。

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